「異世界釣り暮らし」(旧:異世界釣行記)書籍化とその他もろもろのこと

「小説家になろう」に連載していた「異世界釣行記」が「異世界釣り暮らし」と名前を変えて書籍化することとなりました。
 やったぜ!
 10月10日発売!
 そしてこの日は「釣りの日」らしいぜ!
 担当編集氏がたまたま見つけてきたぜ!
 イラストレーターは七原冬雪先生。ちゃんと魚も描いてくださっています。ありがたや〜!

 ふと、思い立ってブログの記事を投稿します。
 販売される小説の告知の場として用意していたブログですが、まあ、あまり固く考えずにつらつらと思っていることを書くのもたまにはいいのかなと思いまして。
 そのため結構話が寄り道しています。小説家としてそういう文章を掲載するのはどうなんだという気もしますが、そんな文もとりあえず書いてみなければなにか意味を持つかもしれないかわからないのです。

 最近気づいたのですが、「異世界釣り暮らし」と「察知されない最強職」の両方を連載しつつ。「異世界釣り暮らし」の書籍化作業をし、もう1作品商業の作業をしていく……というのはちょっと無理があるんじゃないかと。
 ここに毎日の会社と、2人の子育てが入ってくると「あれ? スケジュール破綻してない?」と。
 私、自慢ではないのですがそこそこ執筆速度は速いのです。1時間に4,000字くらいですか。それでも物理的な時間は掛かってしまうので、毎日の通勤往復2時間を執筆に充てたいのですが、せめて脳内で考えた文字列をスマホにアウトプットできる技術ができないと(facebookが開発しているらしいですよ!)これは実現できません。
 とはいえ通勤時間も大事で。
 購読している経済誌と新聞、それに資料や娯楽として買い込んだ書籍を読む時間が電車の時間だったりします。
 インプットがなければ枯れてしまうんですよね。いろんなものが。

 とはいえ会社の方が安定していたのでこれまでは精神的に楽だったというのもあります。ですがこちらにも暗雲が立ちこめ始めていて、心理的なプレッシャーが大きめの仕事をするようになってしまったんですね。まあ、仕事自体はヒマでそれはありがたいんですが、と言っても毎日9時間拘束されることは変わらないのがキツイ。ああ、週休3日にならないかな(魂の叫び)。

 そんな中でも「小説家になろう」に投稿しているだけだったらいいのですよ。自分のペースで更新するだけで、しかも、言い方は悪いですが、そこに責任はない。ただ商業化すると責任が発生するんですよね、いろいろと。入稿日に間に合わせなきゃいけないとか、著者稿やんなきゃいけないとか、イラストの確認しなきゃいけないとか、タイトル変えるとか(これは私が言い出した部分でもあるんですが)。
 それを全部止めて「Webと内容そのままで。あ、一文字も変える気ありませんから」と言うことも不可能ではなかったのですが、どーしても変えたくなっちゃった。エピソードも追加したくなっちゃった。「基本的に改稿ナシで行きたいんですけど」と担当さんにイヤな顔をされても「おで、変えたいんだよお!」と駄々をこねて変えちゃいました。か、変えてよくなったでしょ?(小声)

 結局のところ「なにかをあきらめれ」ば楽になれるんです。
 会社で手を抜くとか、原稿で手を抜くとか、更新頻度を下げるとか、書籍化でサービスしないとか。
 でもそういうのがイヤでやっちゃう。「苦労」がそこにセットであるのがわかっているのに、やっちゃう。
 そうしないと「不安」だったり、あるいは無駄に「責任感」があったりするせいなんでしょう。楽をしたところで最終的なクオリティレベルに変化はないかもしれないのに。「貧乏性」と言ってもいいです。

 あー、つらい。つれーなー昨日2時間しか寝てねーからなー。
 という不幸自慢をしたいんじゃないんですよ。ただ……なんなんですかね、愚痴っぽくなったんでしょうかね、年を重ねて? 5年前とかはもっとフワッと生きていた記憶があるんですが。

 ポジティブな話をしましょう。暗く塞ぎ込んでいるときこそコメディを書けというわけですよ。
 んー。なにか明るい話題があったかな……。
 きっと自分は、本来は恵まれて幸せなのにそれを感じ取れないから「つれーわー」となるのだろうとは思っています。うちの子どもとか死ぬほど可愛いし。なにこの子、ほんとに俺の子?(NTRフラグ)
 この「幸せの可視化」って結構難しくて、いちばん簡単な代替方法は「自分より不幸な人を見る」ってことなんですが、これはこれで100%混じりけナシの諸刃の剣なんですよね。気持ちがすさむし、ポジティブな姿勢にはなれません。
 ああ、うちの子が「○○(自分の名前)ちゃん、おとうさんだいすきー」と言いながら抱きついてくれる今が永遠に続かないかな……。

 仕事がかさんでくると、よいものを「よい」と素直に受け止め、感謝できる心の余裕がなくなってくるんですよね。弊社の残業多めの部署を見ているとつとに感じます。
「楽しかったこと記録帳」みたいなのをつけたほうがいいのかしらん……。
 人間の記憶なんてあやふやなので、記録をつけておかないと忘れるんですよね。
 いちばん最近で腹を抱えて笑ったこと、思い出せますか?
 飛び上がるほどうれしかったこと、思い出せますか?
 そんなことを思ったのも、今日甥っ子家族を送るのに往復2時間くらい車を運転したのですが、自分で流して聞いていたラブソングから「あれ……俺、女性に対してときめきみたいなの感じなくなって何年経つんだ……?」と考えたからです。アレです。結婚ってマジで「家族」になるんだなって。

 やっぱりまとまりがつかなくなってきました。
 が、「異世界釣り暮らし」の書籍化が決まって「うれしい!」というのはほんとうのこと。これで2006年のデビュー以来毎年1冊以上本が出ていることになります。「楽しかったこと記録帳」に書いておかねば。
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「東京戦厄高校第72討伐班2」は7月24日発売です。

 なんだかもー毎日がしっちゃかめっちゃかですっかりブログの更新も滞っておりました。いやほんとにもーひどい毎日。でも生まれたわが子はめちゃくちゃ可愛い。マジ天使。あれなんの話だったっけ。

「東京戦厄高校第72討伐班」の2巻!
 今回は夏にあわせて、海のある離島が舞台です。



 夏。
 離島。
 女の子。
 水着。

 と来れば、その次になにが来るか、わかりますよね?
 そう、地獄です。もとい「合宿」です。
 災厄を討つ者として、チームでの連携プレイに磨きをかけていく廻人たち。彼らの実力って、実際のところ一年生の中だとどんなものなのか――この辺がはっきりわかる今作となっています。
 私自身とっても楽しく書けたので、1巻が面白いと思われた方には満足していただけるんじゃないかなと。
 1巻未読の方も大丈夫。まだたったの2巻です。すぐ追いつけます。読みましょう! 読んじゃいましょう! 夏だよ。暑いよ。外に行くよりラノベだよ!
 私もラノベでこの夏を乗り切ろうと思います(書く方だけどね……)。
 
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「東京戦厄高校第72討伐班」は4月24日発売です。

 王道は、好きか? 私の大好物だ!

 今作「東京戦厄高校第72討伐班」はまさしく「王道」について考え抜いた作品だった。バトルがあれば王道なのか? 美少女がいれば王道なのか? 主人公が強ければ王道なのか?
 過去を振り返り、私にとっての「王道」のルーツを探った。思えば自動販売機に残っている釣り銭を探すの好きなセコいガキであった。幼なじみの女の子がいたがとっくに疎遠になり彼女は遠いところへ嫁いでいった。親友と呼べるような友もおらず傍らには常に本があった。
 なんだこれは。
 トラウマ暴露大会か。
 流行ではないことを承知で言うが、「逆境を乗り越える話」が好きだ。「努力は報われない」「天佑によって得られる才覚のほうが信用できる」「宝くじは当たる」という考え方を好きになれないし、そもそも昔は思いつきもしなかった。たぶん、暗黒時代であった幼少のみぎり、未来に光を感じていた。いや、光があると勝手に信じていた。暗闇を切り抜けるのに必要なのは己の努力であり、「天は自ら助くるものを助く」という言葉はすなわちなにもしてくれねぇというわけだし、宝くじを買うカネは投資に回したほうがよいと直感的に信じていた。私は努力を重ね、人事を尽くし、明るい未来へ邁進した。中三の時分、挫折した。あぁ^〜数学ができなかったんじゃぁ^〜。
 いろいろあったけれど、幼いころの考えは今もなお染みついている。暑苦しく、努力をする主人公は古くさい。であれば、どうすれば新しくなるのか――考えた。喫茶店をハシゴし、乾したコーヒーカップを積み上げ、早く帰れよという店員の視線をガン無視し続け――ついに答えは出た。

 チームだ。

 自分のために努力するのではなく、誰かのためにがんばる。友情と恋情の紙一重。これだ。ひとりひとりの力は取るに足らなくても、集まることで――それは奇跡のようなバランスで――強さを発揮する。努力は仲間のためにある。

「東京戦厄高校第72討伐班」は、今、私なりの「王道」を突き詰めて書いた。毎度言うが、この小説は、面白い。何度読んでもぐっとくる。目頭が熱くなる。ああ、私には信頼できる仲間などついぞできなかったな……と。



 
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クライシス・ギア5は10月24日発売です。

「クライシス・ギア 5 真相、そして≪エンド・オブ・トラジディー≫」は今日、発売となりました。
 最終巻ということで、物語もクライマックス感バリバリの内容になっています。
 初稿からがっつり書き直したりと色々ありましたが、自分なりに満足いく内容になったかと思います。



 振り返ると、企画の立ち上げから最終巻の発売まで、約2年の月日が流れました。私としても非常に思い入れのある作品で、終わってしまうことが切なくもあり、一方できちんと物語に決着をつけられるちょうどいい分量だったことに安堵もしています。
 シリーズが前提のライトノベルではきれいに完結することがなかなか難しく、売り上げが悪ければ打ち切りになり、ヒット作になればどんどん続ける責任が生じ(本来的にはそんなものないと思いますが)、変な話ではありますがほどよい売り上げであったからこそ「クライシス・ギア」は私の望む分量で完結することができたのかなと。

 折に触れて書いていますが、「クライシス・ギア」は担当が途中で変わりました。初代担当も、二代目担当も、この作品に真剣に取り組んでくれ、また作品をかわいがってくれたなあとしみじみ感じます。イラストレーターの白井鋭利先生も作品へ情熱を注いでくださっていて、私は果報者です。
 また直接接点はありませんでしたが、DTPのデザイナーさんも、印刷に携わった方々も、販売担当の方も、プロフェッショナルとして「クライシス・ギア」のために尽力していただけました。ほんとうにありがたいことです。あとがきではいつもふざけたことを書いてばかりなので、私の本音を書ける場所として、私の情報を発信するこのブログにて感謝申し上げたいと思います。

 さて、小説家として私自身はまだまだ途上にあり新シリーズに取り組んでもいますが、今は、この「クライシス・ギア」の最終章を楽しんでいただければうれしいです。
 最後まで読んでくださったあなたが、納得できる内容でありましたらこれに勝る喜びはありません。
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クライシス・ギア5は発売延期となります

「クライシス・ギア5 真相、そして<エンド・オブ・トラジディー>」は発売延期となります。
 楽しみにしていただいた方には大変申し訳ありません。

 発売日が決まり次第、スーパーダッシュ文庫公式サイト内で告知があるかと思います。

 http://dash.shueisha.co.jp/
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